事業概要
『農業イノベーションシステム』は、産学連携で研究開発する農業開発プロジェクトの一環です。
各種センサやIoT・AI技術を駆使し、従来は人間の手によってなされていた農作物の管理をロボット化し、様々な問題を解決します。
生産者が抱える問題
- 高齢化による労働力の低下
- 深刻化しつつある後継者不足
- 上記問題も影響した耕作面積の低下
参画団体
弊社と各分野のプロフェッショナルが共同し、先端技術を融合したこれからの農業を創造します。
株式会社三和量産製造事業者
- 開発統括
- ロボット設計・製作
- 量産試作・量産体制整備
東京電機大学研究統括
- 基盤技術開発
- ロボット制御
- 画像認識
ユアサ商事株式会社販売流通事業者
- 市販化・事業企画
- 販路開拓サポート
株式会社しゅん・あぐり農業事業者
- 実証実験
- 農業技術アドバイス
散水栓コントローラ
安価でノイズが多く誤動作しやすいラッチング式電磁弁を駆動したい、モーターバルブも併用したい、というお客様のリクエストに応えました。
機能
- 希望の時間に散水開始・終了。
- 雨センサーを取り付け、雨の日は散水しないよう制御。
無線型土壌水分深度複合センサを用いた潅水制御BOX
無線式土壌水分センサーモジュールと計測制御ボックスを用いてAIによる計測制御。散水作業を完全自動化。
機能
- 土壌水分を検知し、乾いたエリアに自動散水。
- 土壌水分検知とエリア散水を1つのボックスで全て制御。
多段式の潅水栽培システム
苗トレイ搬送コンベアにより、苗セット・回収の省力化。栽培を多段化したことで省スペースにも貢献。
機能
- ビニールハウス内での苗の栽培を多段化し、スペースを有効利用。
- 土壌水分をセンシングして乾いたところに散水する農業IoT。
- 苗トレイ搬送コンベアにより、苗セット・回収の省力化。
画像認識型自動除草ロボット
苗と同時に発芽した雑草が苗の育成を邪魔する前に除草することで収穫アップ。
株間80mm条間120mmという、人が入れない狭いピッチの除草を実現。
機能
- 苗の列をカメラで撮影し、画像処理により認識(雑草と苗を識別)
- 認識した列に沿って、苗を傷つけずに除草ロボットが自動走行。
- 走行させると同時に除草デバイス部で土を掃いて除草。