製品概要

マイコン型PLC製品概要イメージ

三和では ”IoT時代をシンプルに切り開く” をテーマに、自社製マイコン型プログラムロジックコントローラを開発・販売しています。
お客様のご使用条件に応じたカスタマイズが可能であり、制御盤内回路の集積化・省スペース化を実現いたします。
また、PLC入手困難時の緊急避難的な使用にも最適です。


製品仕様

スタック構造

基板スタック配置によりマルチファンクションを実現

上部に電源、通信、および演算機能を持ったコントロール基板が配置され、その下部に目的の計測や制御を行うドライバ基板が配置されます。
これらは、標準基板もありますが、カスタマイズ可能です。

選べるコントローラIC

選べるコントローラIC

上部のコントロール基板は、実装するマイクロコントローラを変えることが可能です。
挿入型のモジュール型基板や、ピン配置が共通、または若干異なる表面実装IC に対応できるようになっており、CPU の調達難に柔軟に対応可能です。
回路構成は、電源分離(マルチグランド)等ジャンパーで切替できます。


リレー基板

部分的にリレーシーケンスやリレードライブを残したい

現在は、ロジック機能は、ほぼLSI によるソフトウェアーによる演算が主流ですが、リレー回路の耐サージ・ノイズ性、回路の独立性、耐電源変動性耐温度変化、耐発熱性、回路の絶縁性、回路変更性などの特長が重要視される場合もあります。
当製品は、リレーロジックを組み込むことが可能で、従来の制御盤の省スペース化が図れます。


フォトカプラ基板

多彩な入・出力回路を選択・集積可能

制御対象の負荷に相応しい出力回路を選択することができます。
デジタル電圧入出力(DC 3,5,9,12,24V,AC100,200V)、アナログ電圧入出力(DC0 ~ 3,5,9,12,24V,4 ~ 20mA)、オープンコレクタ・ドレイン出力、ブリッジ回路出力、絶縁フォトカプラ入出力・リレードライ接点出力、トライアック出力等のインターフェイスが選択できます。
その他熱電対、白金温度計(2~4線)入力も可能です。


渡り使用

通信は、RS-485通信により渡り配線可能

RS-485 通信によるマスター・スレーブ通信により、最大1200m 程度の通信が可能です。
号機ID を与えることにより、複数の機器を渡り配線接続可能です。

マイコン型PLCによる課題解決例

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